『調べる相対性理論』高音質45回転重量盤LP3枚組(特典付)/ "Shiraberu Soutaiseiriron" 180g Vinyl x3 [12inch 45rpm]

『調べる相対性理論』高音質45回転重量盤LP3枚組(特典付)/ "Shiraberu Soutaiseiriron" 180g Vinyl x3 [12inch 45rpm]

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*お取り寄せ商品の為、オーダー(ご入金)完了後発送まで1〜3週間程度お時間をいただきます、予めご了承ください 相対性理論『調べる相対性理論』高音質45回転12インチ 180g重量盤アナログレコード3枚組 日本武道館公演『八角形』以降、いつかの時間・どこかの場所での演奏を計十曲収録したライブアルバム 特典:ステッカー(ランダム) 購入特典としてこれまでの相対性理論 / やくしまるえつこ ステッカーアーカイブ数種の中からランダムで1枚付属 (品番:XNMR-16191) ---------------------- 相対性理論『調べる相対性理論』 SOUTAISEIRIRON - "Shiraberu SOUTAISEIRIRON" DL / STREAMING NOW https://linkco.re/H5tsQY2V Side-A ウルトラソーダ キッズ・ノーリターン Side-B ミス・パラレルワールド 弁天様はスピリチュア Side-C ペペロンチーノ・キャンディ LOVEずっきゅん Side-D 天地創造SOS NEO-FUTURE Side-E わたしは人類 Side-F FLASHBACK ------ https://youtu.be/cX8pl84nCDU ------ 彼らの演奏はいまひとつの高みに達しようとしている。 たがいに支え合いつつも、個々のミュージシャンシップを遺憾なく発揮するこのごろの相対性理論のライヴほど足を運ぶ価値があるものはそうはないと私はもうしあげたい。 あくまでバンド形態でありながら個々のメンバーの音楽性を活かすとともに最大公約数的なポップを担保する。ただしその中心にいるやくしまるえつこは素数のように剰余がない。いや剰余がないどころか剰余そのものなのにそれ自体でしかわりきれない――などと、胡乱な喩えをふりまわしたくなるほど、現在の相対性理論の演奏の場には特異なものがある。 -松村正人(編集者・批評家) ――――――――― 壮大だ。私はこのライブ・アルバムのコメントを「壮大」の文字で始められることに感動してしまう。この『調べる相対性理論』は、時間と空間を再構築して、もう一つの「世界」を創ろうとする試みなのだった。そもそも音楽とはそういうものだった、とは言える。なにしろ時間芸術が音楽なのだから。時間の操作はもちろん、する。ゼロ秒間に聞こえる音楽は存在しないのだ。それと、歌詞(詩)は、当然ながら言葉に時空を織り込む。しかしだ、『調べる相対性理論』に耳および脳および残りの肉体を委ねていると、なにごとかの年代記を体験しているのだ、という気になる。これは音楽的な歴史生成装置なのだな、と。もしも異論があるならば、ここに収録された「わたしは人類」を聴いてみればいい。この歌詞の、それから音の、届けようとしている熱量はほとんど圧倒的で、あなたは「ああ、フィクションには力があるな」とうなずかざるを得ないだろう。それから、「これはフィクションではないな」と悟って、そのことに愕然とするだろう。あなたはその歴史の実在する「世界」に行って、戻ったのだ。あなたは人類史の外側にあっさりと出たのだ。それと、私は、このライブ・アルバムを聴いて、音楽の進化や退化のことを考えないでいるのも、むしろ難しいのではないかと、そうも思う。この『調べる相対性理論』は(ということは、相対性理論のライブは、という意味でもある)シンプルに「宇宙的だ」と評されると思うが、たしかに音の天球図がインストールされている。全部を入れている、とも言い換えられる。轟音、ストリングスの美旋律、美声、つきはなしたクールなドス声。そして、音(音楽)から声を切り離した時に見えるのは、この世界は韻を踏んでいる、という事実だ。それを知れるだけで、私たちが生きる「現実」は逆照射される。 しかし、こむずかしい語りはもう止そう。たとえばコンクリートの建物の最上階の部屋にあなたがいて、その部屋の、その天井が、いきなりカパッと開いたような。それがこのアルバムだと私は思う。あなたをエンターテインするのに一切うかれていない演奏者たち、それが相対性理論だと思う。そう、ぜんぜん「浮かれていない」のだ。どっしりしている。私は全体主義が大嫌いな人間だから、音楽もほとんど同じ部分でジャッジする。ここには、ライブ会場のほぼ全員を同じポーズで踊らせるような「全体主義」サウンドはない。我々はただただ、天井がいきなりカパッと開いて、あろうことか天上が見えたことに、「うわー」「うわー」と言いながら個人個人で反応するだけだ。 -古川日出男(作家) ――――――――― Drawing © Yakushimaru Etsuko (P) (C) 2019 MIRAI records